アドラー心理学をはじめとする【心理学】の名言/格言｜人生を豊かにするために、自分をもっと知るための短い名言/言葉の力

人は過去の悪い出来事は無意識に忘れようとしがち。そのため相対的にいい印象の記憶が残りやすい

フロー体験は使命感や楽しさを感じながら能動的にものごとに取り組んでいるときによく起こる現象です 

期待値が低かった割に列が早く進むと得した気分になる心理をゲイン効果という

わたしたち一人ひとりが、絶対的に罪深くならない程度にごまかしをする

人が鉛筆やトークンといった、金銭でないものを前にすると本物の現金を前にした時より不正をしやすいことがはっきりした

私たちは誰かに恩義を受けると、その人と関係のあるものをなんでも偏愛する様になる。そして元の恩義が大きくなればなるほど、偏愛の度合いも高まるということだ。

私たちが自分の口から出る言葉を何であれ、いとも素早く簡単に信じるようになることを心理学の研究は示している。しかもその意見を表明したそもそもの理由が失われた後もずっと信じ続ける。 

認知負荷を与えて、協力者の思考能力に重い負担をかけることにした。簡単に言うと、何かで頭が一杯になっていると、誘惑に抵抗する認知的余裕がなくなって、誘惑に屈し易くなる

始めての不正行為はその後の自分自身や自分の行動に対する見方を形成するうえで特に大きな意味を持つことも忘れてはならない。 

違法産業での忠誠心や配慮は私が合法的な小売業で経験したどんなものよりもずっと強力で真剣です。

自分の人生には意味がなかったかもしれない。そう思ってしまうことが、どうやら人にとっては一番怖いことらしい。

予防医学の研究をしているんですが、その究極のゴールは「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」何です。

苦しんでいる人、困っている人に手を差し伸べるのは、人間にとって気持ちがいいことだから。困っている人に手を差し伸べる、つまり思いやりっていうのは、人間の本質の一つなんじゃないか。

全ての感情にはいい悪いじゃなくて役割がある。例えば、不機嫌な時は物事を厳密に考えやすくなるんですよ。

「幸せ」と「怒り」は似ていて、両方とも楽観的な思考を生むが、ネガティブ感情は目先で、ポジティブだと中長期的に物事を考えられる。人間は中長期的に生き延びるためにポジティブ感情を生み出したとも言われているんです。 

仏みたいに常にシーンとした心で全てを超越しました、みたいな域を目指すよりは、感情を自由自在にコントロールできるようになる方が僕はゴールじゃないかなと思っています。

「希望」はポジティブ感情の中でも際立って面白いんですよ。絶望を経験した人じゃないと感じられないものだから。

人は下を向くとネガティブになるし、上をみているとポジティブになるんです。

ネガティブ思考は人を非常に論理的にするんですね。だから最近はネガティブな人は戦略性が高い人だ、とも言われています。
ポジティブな時は、高い視点で考えるから、いろんなものが繋がって見える。クリエイティブなことを考えるにはポジティブな方がよくて、厳密に考える時はネガティブな方がいい。 

「おもしろい」を原動力にする人もいれば、「怒り」の人もいる。だから自分を本当に動かしてくれる感情はなんなのか、それを理解しておくことは絶対に人生の役に立つはずです。

ストックスピールとは、確率論的にほぼ100%当てはまるけど、みんなが言われない台詞なんです。例えば「あなたは誤解されやすい人ですね」とか。 

悲しいって感情は「ある」と思っていたものが亡くなったときに起こる
なぜ僕に悲しい感情がないかと言うと、そもそもいろんなことを「ある」と思っていないから。明日もあると思ってない。もともと「そんなものはない」と思っているから、「ある」となると嬉しいとか感謝になる。 

「幸せ」は昔からよく研究されていて、心理学的には3種類あると言われています。それは「快楽」と「意味」と「没頭」なんですよ。 

会社の業績が悪くなったとしても、ずっとボーナスは出ますか？私たちが決断する「前」の理由は「永久不滅ではない」ということです。

「外的理由をつけない」「言い訳しない」ことを心がけるだけではなく、「自分で決めたから」という普遍不滅の真実に目を向けることで、一気に人の心は安定に向かっていくのです。

「何も決めずにダラダラして気付けば夕方」という一日と「今日は思いっきり一日ダラダラするぞ」と決めてダラダラした日を比較すると、後者の方が自己肯定感もありそうですよね。

自分で「決めた」ことに関してはストレスを感じ難くなります。これは自分で責任が持てるようになるからです。
心理学の研究では、人間は自分自身や周囲をコントロールできているかどうかという「自己コントロール感」が強いほどストレス耐性や幸福度が高まると言われています。 

もしその「くくり」の中にいるとしても、「自分はその中でも少し他の人とは違うと思っている」人が多数だと思います。
そもそも人は、「自分以外をくくりたがる生き物」です。

ご友人は「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えるのです。

幸せを実感できずにいる。なぜなら、あなたは自分を愛することができていない。そして自分を愛するための手段として、「別人への生まれ変わり」を望んでいる。

「もしも何々だったら」と可能性の中に生きているうちは、変わることなどできません。なぜなら、あなたは変わらない自分への言い訳として「もしもYのような人間になれたら」といっているのです。

アドラーの目的論は「これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない」といっているのです。自分の人生を決めるのは「いま、ここ」に生きるあなたなのだ、と。

受験生が「合格すれば人生バラ色になる」と考える。会社員が「転職すれば全てうまくいく」と考える。しかし、それらの願いが叶ったにもかかわらず、事態が何一つ変わらないことは大いにありえます。

なぜあなたは自分が嫌いなのか？なぜ短所ばかり見つめ、自分を好きならないでおこうとしているのか？それはあなたが他者から嫌われ、対人関係の中で傷つくことを過剰に怖れているからなのです。

自らの劣等コンプレックスを言葉や態度で表明する人、「AだからBできない」と言っている人は。Aさえなければ、私は有能であり価値があるのだ、と言外に暗示しているのです。 

ただし、権威の力を借りて自らを大きく見せている人は、結局他者の価値観に生き、他者の人生を生きている。ここは強く指摘しておかねばならないところです。

わざわざ言葉にして自慢している人は、むしろ自分に自信がないのです。アドラーは、はっきり指摘しています。「もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからに過ぎない」と。

他者との間に違いがあることは積極的に認めましょう。しかし、我々は「同じではないけれど対等」なのです。

怒りっぽい人は、気が短いのではなく、怒り以外の有用なコミュニケーションツールがあることを知らないのです。

人は、対人関係の中で「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れているのです。 

そもそも主張の正しさは、勝ち負けとは関係ありません。あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。

承認には終わりがない。他者から褒められ、承認されること。これでは束の間の価値を実感するということしかできない。

褒められることでしか幸せでない人は、最後までもっと褒められることを求める。その人は依存の地位に置かれたまま、永遠に満たされることのない生を送ることになる。 

人と違うことに価値をおくのでなく、わたしであることに価値を置く

一流の人は相手が反論できない立場だとわかるとそれ以上言わない。

われわれ人間はわかり合えない存在だからこそ、信じるしかないのです。

自分の人生を決定するのは「いま、ここ」を生きているあなたです。

この世界にはいかなる権力者でも強要しえないものが２つだけある、それが尊敬と愛です。 

「愛されるから愛する」というのは幼稚な愛です。「愛するから愛される」というのが成熟した愛なのです。

尊敬とは人間の姿をありのままにみて、その人が唯一無二の存在であることを知る能力である。

一人の人をほんとうに愛するとは、すべての人を愛することであり、世界を愛し、生命を愛することである。

私はこの窮乏時代を忘れはしないだろう。そんな時、人は何でもない物を大切にすることを学ぶのである。

われわれには、失敗に陥ち入らず、致命的危険に遭わないという保証は、一瞬たりともない。安全確実な道も考えることはできる。そういう道をとるときには、もはやどのような場合にも、その場にふさわしいことを、なにもしない。安全確実な道をとるものは、死んでいるも同然である

辺りを見回して、自分では気が進まない何かを自分の代わりにしてくれる誰かを待っていればよい人などいないのである。自分に何ができるかわかる人などいない。だとすれば、満足のいく意識的な答えがどこにも見当たらない時には、ひょっとしたら無意識が助けとなる何かを知っているのではないかと、自らに問いかけるくらいは勇敢であってよいはずだ

ほとんど毎年、今まで知らなかった何かが姿を現わします。われわれはいつも、さあこれで自分についての発見は終わったと思います。しかし、決して終わっていません。われわれは、自分がこうであり、ああであり、また別のものであるといった発見を繰り返し、時折、仰天するような体験もします

あらゆる物事はいつでも小さな何かの中で始まります。目立たぬ個々の人々のもとで、骨が折れるものだというのは確かであっても、良心に基づく仕事を果たしていくことに労を惜しむべきではない。たとえ、私たちが目指す目標が到達不可能なはるか彼方にあるように思われたとしても。

われわれの生まれてきた世界は、無慈悲で残酷である。
そして同時に、神聖な美しさをもっている。