【大切な人の死と向き合う・乗り越える】短い名言/言葉｜人生を豊かにするために、自分をもっと知るための短い名言/言葉の力

人はなぜ生きるのかという問いの答えは、死ぬまでにできるだけ楽しく幸せに暮らすため

誰かが死んでも人は不幸にならない。死んだという事実を知らないうちは不幸にならない。つまり不幸の原因となるのは死そのものではなく、その出来事に対する自分自身の思いなのである。

ふと思ったんだ。いつ飯を食うか、いつ寝るか、全部決められてる。だから死ぬときくらい自分で決めたかった。 

死ぬときになったら、突然みんなから愛されるんだ。

死にそうになっても何も変わりはしない。死ぬことがすべてを変えるんだ。

手術の後、数ヶ月ぶりに外出許可が出た時に親父は本当に嬉しそうに上着と帽子を被って外に出た。外を歩くことって、こんなに特別で気持ちの良いことなんだ。

死ぬ直前に食べたくなるようなものが、コンビニですぐ買える世界に僕たちは生きているんだ。

今日無数の命が生まれそれと同じだけ死んでいく。明日も明後日もその繰り返し。お前の命もそのひとつに過ぎぬ。

僕らは死体に関していつも曖昧な何か、どうしていいか分からない何かを持っているけど、少なくともポンと捨てちゃいけないとは思っているんだと思います。

日本の世間は、死んだ人に対しては、生きている時の資格を剥奪しますね。仲間から外すんですよ。

「お清め」と書かれた小さな袋です。中に塩が入っていますね。昨日までお見舞いに行った時は何もする必要はなかったのに、死んだ途端にお清めの対象になるんですよ。

生き残りたいというよりも、死にたくないんでしょうね。

人生における「夢が叶う」「成功する」といった他のあらゆる可能性のあやふやさやままならなさに比べて、「自分が死ぬ」ということだけは、唯一手応えのある、確実に存在する可能性だからです。 

人は死を本気で決意した時こそ、根源的な時間である人生の残り時間を生きはじめるのです。

その人のことを好きだったという記憶を捨てないことよ

他人からゴミに見えるものでも遺族にとっては大切な記憶なんです。使い道はないけど、ゴミじゃないってものが世の中にはあるんですよ。人間には捨てられない記憶があるんです。

俺から仕事を続ける機会を奪ったみたいに言うけど、よく考えたら俺も炊事や家事をする機会を奪ってたってことになるね。 

不謹慎かもしれないが、お天気に恵まれて良かったなと知りもしないひとの葬式を思う。

利他は死者からやってくる。つまり死者を「弔う」ことこそが、世界を利他で包むことになるのです。 

親鸞は、生きているこの世は「煩悩の故郷」である、と言うんです。人間の煩悩は、いまいるこの世に執着を醸し出すものなんです。だから、煩悩ある人間にとっては、いくら「安楽な浄土だ」と言われても、そこへ行きたくない、この世にいたい、と思うのは、普通なんだよ、ということなのです。

あの世へ行きたくないとか、浄土へ往きたくないと言うのはしごく当然のことで、そう言う人を助けるために阿弥陀仏はあるのだから、人間は一人でに死ぬ時が来たら死ねばいいんだ、浄土に往くべき時が来たら往けばいいんだ、と言っているわけです。

人間は、いつ、どこで、どういう病気で、どういう風に死ぬか、誰にもわからない。それなのに、あらかじめ臨終の念仏を特に重要とみなしたり、至心の念仏を分散させて多念であればあるほど良いというのはおかしいではないか。

肉体としての死というものは、どうやら自分には属してないらしいぞということが実感的にわかったんで、それまでの考えを修正したわけです。

死が自分のものじゃないってことが言えるだけでね。でもそれは十分、生きる為の「抜け道」にはなったんですね。 

世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています。

うつむいてはいけない。いつも頭を高くあげていなさい。世の中を真っ正面から見つめなさい。 

もしもこの世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。

私たちが一緒に過ごした幸せな時間は決して失われることはありません。私たちが深く愛しているものは全て私たちの一部になります。

目に見えるものは移ろいやすいけれど、目に見えないものは永遠に変わりません。

闇と沈黙の中でさえ、すべてのものは、驚嘆すべきものを持っています。私はどんな状況にあっても、その中に充足があることを学んでいます。

ひとつの幸せのドアが閉じる時、もうひとつのドアが開く。しかし、よく私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、開いたドアに気付かない。

人生は胸おどるものです。そしてもっともワクワクするのは、人のために生きるときです。

あなたは愛する人の喪失を「乗り越える」ことはありません。あなたは喪失と一緒に暮らすことを学びます。 

どんな経験にも必ず意味を見い出せます。経験は、決してほかでは学べないことを教えてくれるし、神様だってあなたに背負えない試練は与えたりしません。

二十歳で死のうが、五十歳で死のうが、九十歳まで生きようが、それは問題ではありません。重要なのは、自分の役割を果たすことです。

何をしたかよりも大切なことがあります。それは心をこめてそれを行ったかどうかです。 

生死などは何でもない、つまらない事柄なのだ。ただ、生きていく態度が重要なのだ 

よく生きることは、よく死ぬことでもある。一生懸命に生きたものは、納得して死を受け容れることが出来る、という意味です