幸せを論理的に考える【どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた】の名言/格言②｜人生を豊かにするために、自分をもっと知るための短い名言/言葉の力

全ての感情にはいい悪いじゃなくて役割がある。例えば、不機嫌な時は物事を厳密に考えやすくなるんですよ。

「幸せ」と「怒り」は似ていて、両方とも楽観的な思考を生むが、ネガティブ感情は目先で、ポジティブだと中長期的に物事を考えられる。人間は中長期的に生き延びるためにポジティブ感情を生み出したとも言われているんです。

人間って急激なストレスがかかった後に「ふっ」とリラックスすると脳が「ゾーン」と呼ばれる状態になって、すごいクリエイティブになる

感情と思考は結びついているので、いろんな感情を持った方が世の中をいろんな角度から眺めることにつながると思うんですね。

仏みたいに常にシーンとした心で全てを超越しました、みたいな域を目指すよりは、感情を自由自在にコントロールできるようになる方が僕はゴールじゃないかなと思っています。

ある有名な作詞家の人が「たまにわざと嫌いな人に会いにいく。会ってみて『あ、やっぱり嫌いだな』と思って帰ってくる』と言っているのを聞いたことがある。

「希望」はポジティブ感情の中でも際立って面白いんですよ。絶望を経験した人じゃないと感じられないものだから。 

物事を始める時の感情は、「希望」か「恐怖」のどちらかだと言われています。継続のための感情はハッピーとかエンジョイとかまた違うものに、最終的に習慣になると、もう何も感じない状態になります。

人は下を向くとネガティブになるし、上をみているとポジティブになるんです。

ネガティブ思考は人を非常に論理的にするんですね。だから最近はネガティブな人は戦略性が高い人だ、とも言われています。

ポジティブな時は、高い視点で考えるから、いろんなものが繋がって見える。クリエイティブなことを考えるにはポジティブな方がよくて、厳密に考える時はネガティブな方がいい。

大きな研究課題は常識の中に眠っていることが多いんです。人類が「ま、そうだよね」と流してきたものの中にこそ、本質的な問いが潜んでいることが多い。

みんなが流しているものにいちいち躓ける人は科学者の素質があるということです。

理性を使って物事に取り組んでいる限りは、疲れちゃうし、飽きます。

教科書開いてすぐさま勉強するなんて、一切練習せず試合にのぞむようなものですよ。 

「おもしろい」を原動力にする人もいれば、「怒り」の人もいる。だから自分を本当に動かしてくれる感情はなんなのか、それを理解しておくことは絶対に人生の役に立つはずです。

嫉妬心がわかないというのは、自分の中に明確な基準があるからじゃないでしょうか。人と比べると際限がないけれど、自分の中に基準があれば、嫉妬心はわかないんです。

あらゆる分野のトップパフォーマーと呼ばれる人たちは、おそらくその自分を動かす感情を見つけられた人たちだと思います。

自分はどういう感情の時ならずっと頑張りきれるのか

人が成長する時は「積み上げていくことによる成長」と「ゆらぎからの学び」の両方がある

小学校受験でめちゃめちゃ積み上げてる子って、山に例えると細長い山みたいで、富士山みたいな裾野の広さがない。でも中学校以降も勉強しようと思えるには、広い視野というか、大きな土台が必要になってくるんですよ。

とんでもないレベルの天才に負ける経験をして、もう勝ち負けとかそういうことが全てではないなって感覚も身につきましたね。

自分が苦手なことにチャレンジして克服してきた人っていうのは、やっぱり本物の自信を持つし、深い満足を得られるんですよ。

「得意」と「好き」だけでやっていくと、ある程度は成長するんですよ。でも壁にぶち当たったときに、そこからどう成長していいか分からなくなる。

好奇心がある限りは「学び」のモチベーションはずっと続くんですよ。一方で好奇心が生まれるのを一番邪魔しているのは僕らの理性。

ペンという当たり前の存在を、改めて不思議に思うことで興味って生まれてきますよね。ニュートンだってリンゴが木から落ちるのをみて「不思議じゃね？」って思ったんです。

偉大な発見はいつも「普通」を問い直すところから生まれるんです。

つまり、好奇心を生むために一番大事なのは「why」ではなく、「wonder」なんです。普通のことをいかに「不思議だ」と思えるか

「芸人さんはどうやってお客さんの興味を掴むのか？」って聞いたことがあるんですよ。そうしたら「まず普通をつくることだ」と。

素数は2000年間「何の役にも経たないんですけど、おもしろいね」って研究されてきた分野なんですよ。