今回は「あっという間に人は死ぬから(佐藤舞)」の名言/格言です。
「1年たつのが早くなった」と感じるすべての大人に
★7万4000部突破★
★Amazon1位(情報学・情報科学全般 2024/10/19)★
★ジュンク堂書店 1位(新潟店ビジネス書 2024/10/6週)★
★楽天1位(宗教・倫理部門 2024/09/16週)★あなたの時間は限られています。今、この瞬間をどう生きますか?
「仕事、家事、育児、タスクだけに追われ疲れている」
「生きる意味や目的があればと思うが、特にない」
「空いた時間も、スマホを見るだけで潰れてしまう」
「大きな不満はない。でも、人生に行き詰まりを感じる」
「1日がすぐ、1年もすぐ過ぎる。年齢だけが増える」本書を手に取られたということは、このような悩みを抱えた人が多いと思います。
ご安心ください。この本を読めば、そんな悩みはたちどころに解消いたします!…と安易なことは言いません。
でも、本書はどんな方にとっても、よりよい人生を送るヒントになるでしょう。
著者は統計のプロで、今もっとも注目を浴びるデータサイエンティスト。
古今東西の知恵とエビデンスに基づいた「人生における有意義な時間の使い方」、
その具体的な指針を展開します。
「それって、あなたの感想ですよね」とは、死んでも言わせません。以下はすべて間違い。
・夢や目標を持て
・悲しい時は笑え
・辛いことは考えるな
・一万時間努力しろ
・ポジティブになれ自己啓発の「常識」を、統計で叩き潰しまくった末に見えた「希望」とは?
自己啓発はコレで終わり。最後の「自己啓発書」ができました!第1章 【起】「人生の浪費」の正体を暴く
第2章 【承】人生の3つの理( 死・孤独・責任)と向き合う
第3章 【転】 自分の本心を堀り下げる
第4章 【結】本心に従って行動する
人生を豊かにするために、自分をもっと知るための短い名言/言葉の力 <あっという間に人は死ぬから 編>
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
エーリッヒフロムは、主著「自由からの逃走」の中で、「人間は生きている意味を見出せなくなると他人からの承認が欲しくなる」と述べています。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
死、孤独、責任には、不安が伴います。目に見えるものではないので、そこ知れぬ「漠然とした不安」として、心理的な苦痛が生じ、この不安をなんかで紛らわそうとします。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
この世に生まれ落ちた瞬間から、本人の意思に関係なく、無情にも人生の3つの理(死/孤独/責任)を背負うことになります。
どうせ死ぬのに、なぜ生きるのか。
どうせ孤独なのに、なぜ繋がるのか。
どうせ責任を取らなければいけないのに、なぜ自分で決めるのか。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「ゲームをプレイするとは、取り組む必要のない障壁を、自発的に越えようとする取り組みである」ということです。「人生にはもともと意味や目的なんかない。だから自分で決めるものだ」といったサルトルの主張にも通じるところがあります。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
幸福感を決定する要因としては、健康・人間関係に次ぐ変数としては、所得・学歴よりも「自己決定」が強い影響を与えることがわかりました。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「自分の人生を自分でコントロールできる感覚が、幸福感や満足度に影響を与えている」という先行研究は非常に多いです。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
死を覚悟した患者に共通する後悔を記しています。
「自分に正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せを諦めなければよかった」
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
自分が大切にしたいものではなく、自分にとって嫌なものに焦点があたってしまうと、「嫌なもの」から逃げよう、無くそうとすることに時間が使われ、底なし沼にハマってしまいます。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「自分はプレッシャーを感じているな」「ここから逃げたいと思っているんだな」と、第三者視点で気づくことが大切です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
重要なのは「その回避行動や逃避行動によって、自分の人生の質が長期的に下がってしまわないか」という点です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
あなたは人生というバスの運転手です。
あなたが進みたい方向に向かってバスを走らせています。
このバスにはたくさんの乗客が乗っています。
乗客時は、あなたの、思考・感情・過去の記憶・未来の想像など、内側で起こる体験を意味します。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
ホモサピエンスの歴史全体を24時間とすると、産業革命以降の人類の歴史は1分程度しか進んでいません。命の危険が少ない現代社会にいながらも、20万年前の制度の危機察知センサーを搭載しているのが現代人なのです。危機察知センサーが、現代人に最適化されていないので、そのほとんどが偽陽性のエラーなのです。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
最新の心理学研究では、乗客に籍を与え、過度に注意せず、そのままにさせておく、そんな中でも、運転手は自分の行きたい方向に人生を進ませる、という対応を取ることが好ましいとされています。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
これだけテクノロジーが発展し、便利な世の中になっているのに、充実感や幸福感を感じられないのは、不安の解消方法が「ドーパミンを出すことで強制的に乗客の声を聞こえなくする」になっているからです。しかし、運転手のあなたの仕事は、「乗客の声を鎮める」ではなく、「目的地までバスを進める」のはずですよね。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
ターシャ・ユーリック博士の研究によれば、95%の人は「自分のことを理解している」と考えているようですが、実際の理解度は10~15%程度のようです。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「死と太陽は直視できない」と言いましたが、死=人生の3つの理、太陽=価値観と捉えることができるのではないかと考えています。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「本当の自分はどんな人間なのか」という問いは良くありません。確固たる自分というものは存在しないからです。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「諸法無我」という言葉があります。この世に存在する全てのものは、これというものはない、という意味です。この世に存在するあらゆるものは、独立して存在するのではなく、お互いが因縁によって、今、仮に成り立っているだけ、という状態で、常に移ろい変わっていきます。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
したがって、「これが私」という絶対的なものはないので、自分ということにこだわらない、ということがまず重要です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
不安や鬱の症状が出ている人は、「私」「自分」「自分自身」といった一人称を使うケースがとても多いというデータが出ています。また、メンタルが悪化しやすい人は、「いつも」「絶対」「間違いなく」といった断言調の言葉を使いやすいといった傾向も見られました。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
メンタルを悪化しやすい人は、過去や未来の自分にこだわっていることが多く、物事を白黒で捉える傾向があります。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「自分にこだわらない、という状態で、どのように自分の価値観を見つければいいのか、ということですが、イメージしやすい例えでいうと「今ここに存在する自分が、自分の子どもだとしたら、どのように接するか」と考えることです。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
あなたが亡くなった後のお葬式を想像してください。そこにはあなたの大切な家族や友人やパートナーが参列しています。その大切な人が「〜〜さんは〜〜な人だった」と追悼の言葉を述べています。あなたはどんな人だと紹介されたら嬉しいですか。しっくりくるものが、「どこに向かって自分の人生というバスを走らせるのか」の答えであり、あなたが大切にしたい価値観です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
こういった自己実現がうまく成功し、所属するコミュニティで承認されれば幸せですが、これが実現できないとなると(あるいは崩れると)、成功者や過去との比較で苦しみ、無価値観、無力感、孤独感を抱きます。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
自己実現といった、他と分離された高揚感や優越感のある幸せではなく、「ただ西に向かって進んでいる」という感覚と、一歩一歩足を前に進めているという主体的な行動こそが、あなたが人生において大切にする価値観です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
ドイツの言語学者であるガーベレンツは、「生きた最小単位は、語ではなく文である」と言いました。これは「諸法無我」の考え方に似ています。この世に存在する全ての語は、それ単位では意味を持たず、因縁によって関係性を持つことで、はじめて意味が生まれます。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「結婚する」を人生の目的にしてしまうと、結婚できないのは不幸なのでしょうか?結婚していても、経済的、精神的、健康上の問題を抱えている夫婦はたくさんいます。同様に、「子供を産み育てる」を人生の目的にしてしまうと、子どもを授からなかったら不幸なのでしょうか?
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
旅にはトラブルがつきものです、思い通りにいかないことの方が多いです。その中でも自分ができる行動に励むとしたら何を大切にしますか?というのがあなたの価値観です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
価値観は、今ここにあり、ゴールは未来にあります。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
行動は、言葉や感情よりも雄弁で、その人の本質を表します。しかし、「こう行動したい」と思っていても、サボってしまったり、自分を裏切ってしまうことはあります。それでもその好きなものに対して、あなた自身は本当はどう振る舞いたいか、ということを考えてみましょう。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
価値とは、能動的で習慣的な行動であり、「幸福」を”する”ことはできません。幸福は、日々の生活の質の副産物であり、日々できる行動ではありません。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「幸福な状態が標準な状態である」と思い込んでいると、幸福でないのは不幸であると考えてしまい、自分の欠点や、成功者に比べて自分に不足している部分に目が行きやすくなります。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
価値観は、手に入れられるものではなく、自分がdのように世界と関わっていきたいか、という個人の核となる信念や意図です。したがって、自分の欠乏感からくる個人的なニーズではなく、内側から泉のように湧いてくる、あなた自身の強みになり得るのが価値観です。
あっという間に人は死ぬからの名言/格言
「愛されたい」というニーズは、不足している愛情を埋めるために、「愛されるためにはどうしたらいいか」というように、他者をコントロールしようとする思考になりがちです。
【あっという間に人は死ぬから(佐藤舞)】の気になる名言/言葉についてnoteも書いてます