今回は「ペンギンが教えてくれた物理の話(渡辺佑基)」の名言/格言です。物理学という学問が、私たちの人生にどのような示唆を与えてくれるのでしょうか?渡辺佑基さんの『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』の内容は、その答えを探求します。ペンギンや動物たちの愛らしい生態や物理の法則を通じて、私たちの日常に隠れた智慧を見つけ出すことができます。この記事では、本書からの名言や格言を紹介しながら、物理学がもたらす人生への深い洞察をご紹介します。あなたも物理学を通じて、新たな視点を開き、人生をより豊かにしてみませんか?
ペンギン、アザラシ、クジラにサメにアホウドリ…大自然を生き、その生態が多くの謎に包まれた野生動物たち。彼らに直接記録機器を取り付ける「バイオ(bio=生物)+ロギング(logging=記録)」によって明らかにされた、驚きの姿とは?若き生物学者が七転八倒しながら動物たちの背景にある物理メカニズムを読み解き、進化的な意義に迫る!第68回毎日出版文化賞受賞作。
目次
人生を豊かにするために、自分をもっと知るための短い名言/言葉の力 <ペンギンが教えてくれた物理のはなし(渡辺佑基)編>
ペンギンが教えてくれた物理のはなし(渡辺佑基)の名言/格言
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
アホウドリは46日間で地球を一周する
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
ウェッデルアザラシは1時間近く息を止められる
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
クロマグロは太平洋の端から端まで横断し、また戻ってくる
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
グンカンドリは三日三晩着地することなくふわふわと舞い続ける。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
ミズナギドリは信じられないような長距離飛行によって、巡りゆく季節の流れをストップさせ、「終わらない夏」を享受している。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
アホウドリはほとんど自分のエネルギーを消費することはなく、風と重力とエネルギー保存の法則だけを利用して飛行を続ける。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
最大の競争相手が往々にして同種の他人だと言うのは、人間の社会にも当てはまる、生態学の最も重要な教えの一つかもしれない。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
魚類は変温動物であり、体温は周りの水温と常に等しいと言うのが一般的な常識である。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
体温が高ければ筋肉の活性が上がるので、マグロは尾びれを素早く振り続けることができる。尾びれの振りの速さはそのまま遊泳スピードに直結するので、マグロは他の魚に比べて速く、持続的に泳ぐことができる。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
繰り返すけれど、電波の届かない海中での測位は大変に難しい。軍事用の潜水艦でさえしばしば浮上し、あるいはアンテナだけでも水上に伸ばし、GPSによる位置確認をする。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
ペンギンのような生態系の頂点に立つ捕食動物は、天敵がいない代わりに種内の争いが熾烈である。
ペンギンが教えてくれた物理のはなしの名言/格言
巡航時の平均時速は驚くなかれ、どんな魚でも8キロ以下。それどころかマグロ以外のサケだのブリだのタラだのといったほとんどの魚たちは、だいたい時速2-3キロで泳ぐ。
動物雑学
- ハチドリの心拍数は秒間1,200回以上もあり、非常に速いです。
- ゴキブリは1か月以上も水を飲まずに生きることができます。
- ラマの吐く唾液には抗菌作用があり、一部の地域では歯磨きに使われることもあります。
- カタツムリは歯がありませんが、喉に数千本の歯と同じ役割を果たす鋭い歯舌を持っています。
- シロアリの女王は一生涯、卵を産み続けることができます。年に数万匹もの卵を産むこともあります。
- カンガルーの赤ちゃんは、生まれた直後ではまだ目が見えず、乳袋に入って育ちます。
- マダガスカルのレミュールは、尾によってバランスを保ちながら木を飛び跳ねることができます。
- ツバメの巣は唾液と泥で作られており、非常に丈夫です。
- カメレオンの目は独立して動き、異なる方向を同時に見ることができます。