あなたの魂を燃え立たせるエールがここに!今回は「左ききのエレン」の名言パート1です。
左利きのエレンは、クリエイターを題材とした漫画ですが、それ以外の仕事をしている人間だとしても誰でも熱くなれる、置き換えて共感できる本当に素敵な漫画です。迷いや挫折の中で輝く洞察や気づきを詰め込んだ短いメッセージが、あなたの心を熱く奮い立たせます!
読んだことがない人には是非読んでいただきたいくらいですが、今回はそんな「左利きのエレン」のグッとくる名言をご紹介させてください。
本や生活から見つけたここだけの短い名言<左ききのエレン編①>
左ききのエレンの名言
左ききのエレンの名言
天才になれなかった全ての人へ
これ、この漫画の根底にあるメッセージなんです。しかも冒頭にいきなり、ズドンと。
誰しもに刺さる言葉なんじゃなかろうかと思っています。特別でありたいと願いつつも、大衆の一人でしかない自分にどんどん気づかされていく。そんな時に心を掴まれるメッセージです。
左ききのエレンの名言
無理だって言われていちいち諦めてたら、誰も何もできねぇだろ。オレは何かになるんだ。
実力に見合わない人をみると、良かれと思ってか、それともがむしゃらになれない自分をその奥にみているのか「無理だよ」といってしまう。でもそんな中でも、戦う人だけが何かになれるのかもしれません。そして「無理」と安易に言う側になっていいのか、そんなことを考えさせられます。
左ききのエレンの名言
何かにならなきゃ、退屈で、生きていけねぇよ。
「何か」はわからないけど、それには争わないと退屈なんですよね。でもそれってどこかを目指しているわけではなくて、「今ここにいる自分」を拒否しているだけなのかもしれない。それに気づくことが一歩めなのかもしれません。
左ききのエレンの名言
美術じゃなくていい、今じゃなくていい、いつか本気出せよ
人生って逃げることだらけじゃないですか。それってなんら悪いことではないと思うんです。むしろ向き合った結果として、ちゃんと逃げる事は勇気のいる事です。でも、戦うべき時が来たら「本気」で向き合わなきゃいけない。ただの逃げ癖にならないようにはしなくちゃいけないのかもしれませんね。
左ききのエレンの名言
オレはタケちゃんの分なんて頑張れなかった、オレはオレのことで精一杯だった
「俺の分まで頑張ってよ」みたいなことって結構気軽に言ってしまいそうですが、噛み砕くととんでもない言葉ですよね。人に自分の人生背負わせるなんて正気の沙汰じゃない。
左ききのエレンの名言
大人はみんな若者に大きな夢を期待する。まるで呪いのように
大人は無責任に若者に大きな夢を期待するんですよね。若いからできることもあるかもしれないけど、自分ができなかったことを勝手に人に期待するのっておかしな話だと思うんです。もし、自分が年齢的にチャレンジできないと思っているのなら、それって矛盾しているというか。ましてや、別に大きな夢を持たない人生だって十分素敵だと思うんです。現代の資本主義とかそういう風潮でそう思うことが正しい雰囲気になってしまっているだけで時代が違えば逆にそんなことを言っている人の方がおかしい。そのくらい儚い価値観なのに、絶対的なものだと思ってしまう。
左ききのエレンの名言
考え悩み学ぶ、それが天才になれなかった人間の持ちうる唯一の武器だ
天才は理屈なんて飛び越えたところで直感的にいろんなものを生み出しますよね。それは素晴らしいことですが、再現性のないことなんです。凡人が「考え悩み学ぶ」からこそ、そこに再現性やら工夫が加えられていく。お互いの存在がお互いに生かし合っている。どちらも必要な存在なんですよね。
左ききのエレンの名言
自分の人生がいつはじまるかなんてわからねぇ。何かを得た時にはじまる人生もある。何かを捨てた時にはじまる人生もある。
昔はこの言葉の意味がいまいち分からなかったんです。もしかしたら今もわかっていないかもしれない。でも、人生が止まっているっていう感覚は確実にあった。それが決して不要なものだとか言いたいのではなく、ただ止まっていただけなんです。だから始まるタイミングもあるんだろうなって思うんです。
左ききのエレンの名言
本当は即効で全部届いて欲しいけどよ、言葉ってもんはそんな速度で伝んねぇのかも知れねぇな。だからさ、光一、いつか思い出せよ。
相手のことを思う時、自分の経験を伝えてあげたい時はある。一方で自分の経験としてその言葉がそんな簡単に染みていかないのもわかる。だけど、伝えないのは無責任だから、いつかのために伝えることもある。時空を超えて届く言葉もあるのかもしれませんね。
左ききのエレンの名言
元々持ってるカード、新しく手に入れるカード、捨てなきゃいけねぇカード。その組み合わせで勝負する人生ゲーム。ずるいカードなんてあるか。
私はもともと見た目にコンプレックスがありました。というか、背が高かったり、整った顔立ちの人に憧れていたり。でも、憧れ嫉妬することになんの意味があるのかとふと思ったんです。
だってもうカードは配られてしまっているんですから、それを使って生きていくしかないんですよね。だから「見た目の美しさ」というカードを持っているのなら、それを使うだろうし、「資産家の息子」というカードを持っているならそれを使うわけです。「そんなカードを持っていてずるい」と思うこともあるかもしれませんが、現代社会において強すぎるカードというのは、その1枚だけで勝ててしまうので、そこに依存してしまうこともある。そのカードを無くしてしまった時、その人の人生は非常に厳しいものにもなりうる。実は強かったのは自分じゃなくてその1枚のカードだったと気づいてしまった時の絶望って、僕たちが味わう絶望のはるか上のものだと思うんです。弱いカードで弱い絶望を重ねていくという人生もある。毒にも薬にもなりうるカード達。人のカード覗き見して妬んでいる暇はないんです。自分がどんなカードを持っていて、どんな戦い方ができるかを今すぐ考えなければならないんです。