先日、知人のイエスさんから聞いた話で非常に印象に残ったことがありました。
イエスさんの大好きな友人のヒッピさんが変わっているというのです。
イエスさん:気さくで愛想を振りまくタイプ
ヒッピさん:寡黙で論理的なタイプ
電話をした時の話
ヒッピさんから電話したいと言ってきて電話でお話をしたそうです。


なんでイエスがありがとうっていうの?




こんな会話があったそうです。
なかなか「ありがとう」と言ったことに「なんで?!」と突っ込まれることって少ないですよね。
ヒッピさんを偏屈だと思ったでしょうか。
そこで私はイエスさんに、
「なんでヒッピさんはそんなことを聞いたんでしょうかね?」
と尋ねたんです。するとイエスさんは別日の話をしてくれました。
イエスさんの家にヒッピさんが泊まりにきた時の話




こんな感じでヒッピさんはイエスさんがしてくれたことについて、
特段お礼を言わなかったそうなんです。
なおさらどういう人間なんだ!ヒッピさん!!って感じですよね。笑
この話にはさらに続きがあります。
ヒッピさんの家にイエスさんが泊まりにいった時の話




眠くなったら適当に敷いてね。


ヒッピさんに抱く印象
ここまでの話を聞くとだいぶ印象変わりませんか?
ヒッピさんはただ「ありがとう」を言えない不器用な人間なのではないのかもしれません。
ヒッピさんは泊まりに行ったとしても「自分のことは自分でやるべきだ」という基本スタンスがあったからこそ、
イエスさんが全部やってくれることに感謝を述べることもしないわけです。
いろんなことに感謝をして、「ありがとう」をたくさんいうイエスさん。
自分なりの指針があって、本当に自分にとってありがたいと思う時に「ありがとう」をいうヒッピさん。
今の社会で生きやすいのは間違いなくイエスさんですし、肯定されやすいのもイエスさんだと思います。
しかし、2人とも何一つ間違っていないとも思うのです。
この世界には正解も不正解もありません。時代が変われば社会の正解も180度変わる不確かな世の中です。
だからこそ私が感じることは、自分の指針を持って、筋を通して生きている人は、
どんな結果であれ格好いいなということです。
ちなみにヒッピさん(女性)は客商売をしていて、
すごく論理的な性格ゆえに男性客には受けがいいそうなんですが、
女性客や女性上司にはだいぶ苦労をしたそうです。笑
その点についてはイエスさんの真似をするようにして、
少しだけ世の中をうまく渡れるようになったそうな。
生きるって難しい!笑